ノイシュテルン王国騎士団に入るには筆記試験、実技試験を受けなくてはなりません。
騎士団の入団資格は10歳以上の健康な身体を持つ男女。性別、種族や身分は問われず、試験を通過し、実力があれば成り上がれます。
ただし10~15歳までは入団出来ても騎士ではなく、あくまで騎士見習いの従士として扱われます。従士の訓練は実技と礼儀作法等一般常識中心。学校みたいなもんですね。
従士から騎士に階級が上がる時は叙任式があり、そこでどの将軍の元につくかが決まります。
最初から15歳以上の場合は本人の希望を聞いてどの将軍の元につくかが決まります。特に無い場合は適当に。
一人前の騎士の訓練は実技中心。訓練の他に王宮や国の守備や哨戒に当たります。極たまに凶悪な魔物や賊の討伐隊として遠方へ赴くことも。
ちなみに王宮の哨戒に当たる担当の騎士も平和なら雪かきをしている場合があります。一応ノイシュテルン王国は雪国なので。
騎士団の制服はパウラが着ているような衣装です。
女性の場合下はズボンかスカートかどちらでも好きな方を着ても大丈夫です。
どの四大将軍の隊に入ったかによって制服の色が変わります。
ジークの隊は青と水色、ミッターマイヤー家当主のマティアスの隊は黄色と白、残りの未登場の将軍二人の隊は緑と黄緑、赤と白です。
ちなみに騎士団の別の組織である王直属の親衛隊は黒に金の縁取りの制服です。しかもマント着用が義務。この組織は騎士団の中でも王直々か四大将軍の誰かに見込まれた人しか入れない特別な組織です。
武器は自分の得意な物を使用することが可能。
自前の武器も持ち込み可。特に無い、または何でも使用出来る者は片手剣使用が推奨されている。
また年に四回、騎士団による武闘大会が開かれています。騎士の中で腕に自信がある者が参加して、優勝したら望みの品を得られるというお祭り的な。
ちなみに決勝戦には必ず四大将軍の誰かと戦うことになります。何年に一度の割合で優勝者がいるとかいないとか。
なお、未登場の四大将軍の二人は女性です。
名前と姿も一応決まっていますが、とりあえずここでは名前と制服の色だけ語らせて下さい。
一人はモニカ。緑と黄緑の制服です。彼女は妖精で、魔法と薬学に精通しています。
もう一人はヘルガ。赤と白の制服です。彼女は竜人族で、女性でありながら武芸に長けています。
ちなみにヴィルヘルムやジェラルドはどの将軍の元にいるのかというと、ジークの元にいます。パウラは制服の色で分かるようにモニカ将軍の元にいます。あとジェラルドの兄もジークの元です。